TOP > 人妻ナンパ(松江駅)
私は長年、ナンパなどというものは、そこそこの容姿をしている男にしか許されない行為なのだと思いこんでいました。
すでに申し上げた通り、私は「ハゲ・チビ・痩せ」の非モテ三重苦を背負った中年男です。ナンパなんかしても女子から相手にされるはずがありません。かえって自分が惨めになるだけです。それがわかっているので、そもそも女子に声をかける勇気すらありませんでした。

ところが5年まえ、出会い系を始めてから、徐々にその考えが変わってきました。
確かにナンパに容姿は重要です。しかし、ナンパがエッチに結びつくかどうかは、そのときの女子がおかれた状況や心理状態、経済状態など、さまざまなファクターが関係していて、容姿などというシングルイシューで決まるわけではありません。むしろそのときの女子の気分を細かくキャッチアップし、臨機応変に立ち回ることの方がずっと有効なのです。
私はそのことを出会い系の経験から学びました。
つい先日のことです。
私は仕事帰りに、松江駅前で25才の人妻さんをナンパしてみました。

もちろん最初にみかけたときは、彼女が人妻かどうかなんてわかりません。
しかし、長年の出会い系経験から、彼女が待ち合せの相手から待ちぼうけをくらっていることだけは、すぐにわかりました。
しかもその相手はおそらく出会い系でアポ取りした男です。あるいは援交相手かもしれません。
なぜそう思ったかというと、彼女がときおり駅前に佇んでいる男の顔を、不安げに覗きこんでいたからです。彼女は待ち合わせた相手の顔をまだ知らないのです。
これはチャンスです。
私はさっそく彼女に歩み寄って声をかけました。
「お待たせしました」
「はあ?」
彼女はものすごく警戒した目で私を睨みました。
「あれ、松江のムートンさんじゃありませんか?」
私はあえてハンドルネームっぽい名前を挙げて、自分も出会い系で知り合った女子を待っている風を装いました。
「……違いますけど」
「あ、そうですか。失礼しました」
私はあっさり引き下がり、彼女の隣でくるはずのない相手を待ちました。
「……こりゃ、すっぽかされちゃったのかなあ」
私は独り言のように呟いてから、もう一度彼女に声をかけてみました。
「待ち合わせのお相手とは、連絡ついているんですか?」
彼女は伏せ目がちにいいました。
「いえ、それが電波の届かないとこに居るみたいで……それで困ってるんです」
「だったらこの先は別の場所で待ちません?」
「別の場所って……?」
「そのへんで鍋でもつまみましょう。いつまでもこんなところに立ってたら身体が冷えちゃうでしょう。もし、相手がここにきたら携帯に電話してきますよ」
「……」
彼女は渋々でしたが、私と付近の居酒屋に移動しました。
そして、それがすべてでした。

居酒屋に入ると、私はタイミングをみて、自分が出会い系で知り合った女子を待っていたことを(ウソですが)告白しました。
すると彼女のほうも、遠回しではありますが、私と同じ状況であることを告白してきました。
そうなるともう話は早いです。
「じつはその彼女と20000円でホテル行くことになってたんです。こうしてあなたと出会ったのも何かの縁です。もし、よかったら彼女の代わりに付き合っていただけませんか?」
「……」
彼女は最後まで明確な返事はしませんでした。
でも、店をでるとホテルに向かう私に無言で付いてきました。
それなのに部屋に入った段階で、マンコをびっしょりと濡らしていました(笑)。